続・ドラムトリガー
ドラムパッド完成しました♪ 計画段階では細胞っぽい有機的なデザインを考えていたけど、アクリル板の透明感を断念した段階で路線変更。 それでも植物プランクトンっぽいフォルムにはなったかな。
パッドは前回の記事で書いたように四角三つを斜めに分割した計六面。 打面は色々試した結果、やはり箸ドラム的に消音と弾力性が一番良くてしかもリーズナブルな IKEA のマウスパッド(0.6ユーロ/59円)。 母が買い溜めしていたので足らなかった2枚を譲ってもらいました。
キックはスプリングを使ったドラムのペダルっぽい構造を一度考えてみたんですが、収納時に箱型になる良いアイディアが見つからなかったので、シンプルな stomp box (箱)タイプ。 本体角度は付けず、裏に物を置いて調節してます。(実際使いながら色んな角度を試してみたかったので)
パッドのトリガー構造。 隣り合った板の振動を拾わない工夫が必要で、色々試した結果これに落ち着きました。 ピエゾ素子が一番敏感な中央部を避けてクッション材を設置してます。 パッドのトリガーから最も遠いところを強く叩くともう一方のトリガーが少し反応してしまいますが、通常使用には問題無い感じ。 実際トリガーモジュールのクロストーク設定を弄ったら改善できそうな範囲。
中央の台は分割した板を固定するための部品、ワッシャー二枚で挟んでガッチリ固定します。 これを取り付ける前は、ピンポイントで意図しないトリガーが認識してしまうエリアが発生したり「わけがわからないよ」状態になり苦戦しました(笑
因みに使っているクッション材ですが、配管用の結露防止カバー。 レシート・本体に詳しい材質は書いてませんが、柔らかいの(黒)はネオプレンゴム、固いの(グレー)は発泡ポリエチレンだと思います。 円筒形で加工が楽なのがポイント、カバーの直径はピエゾより大きいので切れ目を入れて径を合わせてます。
キック用のトリガー構造。C字形の土台にスポンジを貼り付けたピエゾ素子を挟んで乗っけました。 パッドの方で作った構造をそのままもってきた所、アクリル → チップボードという打面の素材の違いもあり感度が悪かったので、土台部分を密で柔らかい素材、打面の方を固めの素材に変更しました。 足の指先でのリズムにもちゃんと反応(ベロシティは低め)、足を乗っけた状態で軽く擦ったりする分には反応しない、ちょうど良いバランス。
上から見た写真(演奏時の雰囲気)。 ドラムスティックも買って試してみましたが、やっぱ箸に落ち着きました(笑)。 ただもう少し長い方が良いかな…調理用の箸とかで良いのを探してみよう。 アナログの打音に関しては、ちゃんとしたドラムスティックの方が芯のある良い音がするという発見もあったので、これはこれで別用途に使います♪